大関のターニングポイントは大学院時代にある。当時の奨学制度に落ちてしまい、生活費を稼がないといけない状況となったため、予備校講師と研究の二足の草鞋を履くことになった。そのため研究の時間が削られることもあったが、しかしこの仕事から学んだこともたくさんある。まず、元々は話すことが苦手だったがこれを克服できた。人前で発表することの多い研究職にとってはとても重要である。また、予備校講師という、研究からは一歩離れたところに身を置くことによって、自身の研究を客観的に見ることができるようになった。
東北大学大学院情報科学研究科 准教授 大関真之の語る「価値創造プロセスを革新するための手法」#3
2015年10月27日(月)19:00~21:30
東北大学大学院情報科学研究科 応用情報科学専攻 准教授 大関 真之(おおぜき まさゆき)
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